練習のコツ

よい手のかたち?

 「このきょくかんたんだよ。おとのつよさとか、スラーとかにきをつけてひけるよ」  こんな風にレッスンが始められると楽しいですね。頼もしいことです。  では、この生徒さんは○をもらえるでしょうか?

弾いている様子を見ていると、1の指のつけねがへこみ、2、3,4の指先の爪が見えています。肩も、少し上がっているようです。

私のレッスンでは、テーブルの上で「おうち」を作っていただくことがあります。手のひらを下にして、グーの形を開いたようなまるい手をテーブルの上に置きます。指の付け根が一番高い屋根の部分。2〜5の4本の指は丸い柱手首は力を抜いてテーブルに置いたまま。肩もひじも、楽に力を抜いています。

指の付け根、屋根のてっぺんを押しても、つぶれない丈夫なおうちができましたか?

4本の指は、どの間接も外側に出ていて、こっちもつぶれない丈夫な柱ですか? これ、お山つぶしといって、ロシアの音大から、日本の有名音楽高校まで、色々な優れた先生が指導する際に使っている方法だそうです。この間接の支えは、私のレッスンではみなさん通る道なので、一度はできているはずなのですが、テキストが進んでくるとだんだん音の高さや大きさや指使い、フレージングに気をとられて、その手の形に気をつけることを忘れてしまうことがあるようです。でも、支えがきちんとしていると楽に音が出るので、無駄な力を使わず、綺麗に響く音がでます! ぜひ、毎日確認してみてください。

次回は 夏休みを有効に使うための「目標」を特集します。